■普段の生活は?
長野県の野辺山高原でペンション「シーナック・キャビン」を主人とやっているんですけど、お客さんがいる時は、その接待と食事作り、ツーリングガイドなどもします。時間を作って短時間でも出来るだけ、トレーニングは行います。特に忙しい時期はその時をトレーニングの休養週にするなど、スケジュールを組みます。
お客さんがいなくて、時間が充分に取れる時は、トレーニング中心で、その時によりますが、平均3時間前後自転車に乗ります。1回で行ったり、2回に分けたり。体をうまく使えるように、また体のメンテナンスに体操はほぼ毎日行います。
■休日(完全オフ)はありますか?
休養日も軽く自転車かローラー台に乗る事が多いです。完全オフはあまり好きではないけど、月に1〜2回は入れるようにしてます。
何かの用事や、大きな買出しをオフに当てたりしますが、完全休養でなくても、愛犬リップを連れてランチに出かけたりするのは、楽しみのひとつです。
■子供の頃の夢。
小さい頃から、体を動かす事が好きだったので、体育の先生とかになりたいと思っていました。
小学5年生の時にテレビでモントリオールオリンピックで10点満点を連発した器械体操のコマネチを見て憧れ、体操選手になってオリンピックに出る事が夢でした。
■MTBをはじめたきっかけは?
もともとロードレースを8年ほどやっていましたが、全日本チャンピオンになっても、世界との差があるからといった理由で派遣してもらえなかった。だったらその先、何を目指せば良いのかなーって。日本のロードレースはレース中、先頭を走っている人や集団の後ろについていて風の影響などをよけながら力を貯めて、出来るだけ楽をしていた人が最後は勝っちゃう、みたいな所もいやだった。
結婚を機に、もともと一緒にロードをやっていて、先にMTBの競技の世界に入っていた主人の影響でMTBに乗り始めました。
白馬岩岳のレースを見て、とても厳しいコースで本当の力勝負といった印象を受け、自分もやってみたくなりました。
■MTBの難しいところ
色々な要素が必要。体力、技術、精神力、その他もろもろ。自然が相手であらゆる状況に適応できなければならないし、人間そのものが試されるという感じがする所。
■MTBの楽しいところ
その難しい所にやりがいを感じ楽しい。乗ること自体では、自然の中を自分の力で風を切って走る爽快感とか、今までクリアー出来なかった所をクリアー出来た時の喜びとか。レースに関しては、それに向けて、自分の能力を開発していったり、高めていったりする事が楽しい。また、レース中は何にも邪魔される事なく、レースに集中して、自分の世界に入れるし、おもいっきり走れる事がうれしい。自分を見てくれる人、応援してくれる人がいて、勝てば喜んでくれる人がいる、そういう事も魅力です。
■八幡浜に期待していることは?
オリンピック選考会という事で、選手は皆、ピークパフォーマンスを発揮出来るように臨んでくると思うので、そこで自分がどのようなレースが出来るか。コースも楽しいという評判なので、コースを走る事自体も楽しみ。
■どんな応援がうれしいですか?
心のこもった応援はどんな言葉でもうれしいです。ガンバレでも何でも。
■好きなコースっていうのはどんなコースですか?
ドライコースが好き。グチョグチョで乗車率の少ないコースはきらい。(笑)どちらかと言えば、スピードコースで、小さなアップダウンを何回も繰り返すようなコースが好き。初めてワールドカップに参戦したカナダのモンサンタンは、好きなコースのひとつ。
■最近うれしかったこと
このオフに新しいトレーニングに出会えた事。神奈川のトレーナーの紹介で加圧トレーニングというのを取り入れました。
腕と脚の付け根にベルトを巻いて、血流を制限して行うトレーニングですが、成長ホルモンが著しく分泌され、筋力、耐乳酸能力などが発達する画期的なトレーニングで、自分がまだまだ能力アップ出来る気にさせてくれたトレーニングです。これを継続する事で今後自分の体がどう変わっていくのかが、楽しみです。
■今後の目標、大会への意気込み
何の大会が目標というよりも、自分の能力をどこまで高められるかに興味があります。でも、やはり具体的な目標は常に持っていたいので、その都度目標にする大会は持っています。
あと、自分のレースだけではなく、自転車仲間が集える場を持っているので、それを生かして一人でも多くの人に自転車に乗る喜びを伝えたい。
女子の競技人口はまだまだ少ないし、引退しても女子レースを興味深く観戦出来るように、私が現役でいるうちに、私の持っている物を盗み取っておいてもらいたい。
この大会は女子にとっては微妙な選考会ですが、勝たない事には先につながらない。
代表枠があるなしに関わらず、選考会で勝つことに全力を尽くしたいと思います。
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