プロフィール チーム TREK http://www.trekbikes.co.jp/
・スポンサー >(株) トレック・ジャパン、 (株) ナショナルタイヤ、PowerBar、(株)MK、 (株) マスターズアイプロテクションジャパン、 オージーケー販売(株)、 グリコCCDドリンク
・生年月日 1973年 8月 3日 京都府出身
・身長/体重 173cm / 63Kg
・血液型 A型
・主な戦績 2003年、2002年、2000年アジア大陸選手権優勝 2003年全日本ランキング2位 02-03関西シクロクロスチャンピオン

「2001年よりアトランタオリンピックMTB日本代表であった三浦恭資氏の下でロードにも沢山参加させて頂き、自転車競技というものについてたくさん教わりました。2度もオリンピック枠を勝ち取った経験のある方からの助言を沢山聞いていますのでそういう意味では他の選手にはないものを持っているつもりです。すべてが噛み合った日のレースというのは誰にも止められないと思います。ここ1発の集中力では負けません。誰が勝つかは始まらないと分かりませんが、必ず見ていてどきどきするようなレースになるんじゃないかと思います。レースの迫力というのはやはり生で見ないと伝わらないですし、普段とは違う選手達の気迫や緊張感を見に来るのも面白いんじゃないでしょうか。」 昨年アジアチャンピオンとなり、日本にオリンピック出場枠を獲得した張本人。本選、アテネオリンピック出場を目指す。2002年より現在のトレックに移籍しFuelに乗り始めてからというものリタイアゼロと安定した結果を残している。

■小国大会優勝、おめでとうございます。

ありがとうございます。

■レースを振り返ってみて、いかがでしたか?

後続の選手と1分差くらいありましたから、いい展開だったと思います。ひとつトラブルがあると1分差っていうのは挽回されますから気は抜けなかったですね。でも、理想の形っていうか(笑)

僕は過去2回、小国大会で優勝しているんです。で、2回ともそのパターン、先行してっていう。小国のコースとは結構相性がよくて。今まで3位以内ははずしたことがなかったんですよ。自信もあったんでね(笑)

スタートしてしばらくマイペースで走っていたら途中から後続のグループが離れて行ったから、これで行けるかな?って思ったんですよ。

今の国内大会のレベルだと、先頭にいないと勝てないんですよ。ある程度強い選手が先頭集団にいてそこから誰が生き残るかっていうパターンになると思うんです、大体が。そこにいないと絶対に勝てないという。

■八幡浜コースを小国大会の翌日に試走されたとお聞きしましたが、走ってみた感想は?

一度2年前に八幡浜J2には参加してますが、楽しいコースですよね。

小国の翌日、八幡浜は雨が降りましたが、その割には思ったより路面も荒れてなくて、整備されているというか。僕にとってはもっとテクニカルでもよかったかな。もちろん今の状態もいいんですよ。全体的に走りやすいですよね。特にシングルトラックは最高ですよ。

■普段はどんな生活をしていますか?

普段は大学生なんですよ。30歳ですけど学生しています。午前中授業があるときは午後からトレーニングして、午後からの授業のときは午前中にトレーニングして。気をつけて時間割を考えています。練習して、学校に行って。それで一日が過ぎますよね。結構毎日忙しいって言うか、充実しています。

■大学では何を専攻されているのですか?

国際文化学部っていうまだ新しい学部なんですけどね。国際的なことに興味があるんで、英語を勉強したいなーと思って。サポートを受けているTREKの社長もオーストラリアの方で、マッサージしてくれるビンちゃん(TREK)もオーストラリアの方ってことで。僕も留学経験があるんですよ。昔、高校生のときに1年ちょっと留学していたんです。そういった繋がりで英語を勉強させてもらっています。英語を極めたいな。国際人になりたいんですよ。世界に羽ばたけるように(笑)

■練習が休みの日って、ありますか?

そうですね、これからレースシーズンなので、レースの翌日は休みますね。休みでもマッサージを受けたり、軽く自転車に乗ったりはしますけど。

■子供のころの夢は?

中学生のときに、特に何かを専門的にしていたわけではないんですけど、ただ漠然と「オリンピック選手になるのが夢」って作文に書いたことがあって。スポーツで競うってことに興味があったっていうか、好きだったんじゃないかな。

■その夢に手が届きそうですね。

今回選考されるのは一人なんでね・・・可能性はあると思うのでがんばります。

■自転車に乗るきっかけは?

職場の先輩がMTBに乗っていて、地元関西で開催される大会に出場したら楽しかったそうなんですよ。で、僕も誘われて。そのころ会社の先輩や同僚たちと日常的にトレーニングをしていたので出場してみようかなと思ったのが最初です。出場したらそこそこ成績もよかったので、「これはおもしろいな」と。レースもおもしろかったんですが、練習で山道を走ったりしているとますますおもしろくなって、その魅力に取り付かれたというか・・・。

■MTBの魅力は?

僕が一番好きなのは「競技」ですけど、レース以外の部分でも、サイクリングで「けもの道探し」に出かけるっていうのは楽しいですよね。ハイカーなど人が入ってこない山道っていうのはないので、ムチャムチャとばしたりはできないですけど、そのスピード感や自転車を地形に合わせて操る、難しいポイントを攻略できたときはうれしかったり。山頂に行くと気分もいいですしね。自然と一体になる、道なき道を探す、っていうのが楽しいです。冒険みたいな感じで。いい道を見つけたときのうれしさとか。(笑)自分だけのコースを見つけたっていうか。(笑)

■コース設計にも興味が?

依頼があればやりますよ。そういうのもおもしろいですよね。

■MTBの難しいところは?

そうですね・・・難しさっていうのは個人のレベルによって違うと思います。ちょっと運動が苦手な人になるとオフロードをMTBで走ること自体が難しいことに感じるんですよね。僕にとって難しいところ・・・?うーん・・・MTBは手足のように感じて自然に操っているので乗ること自体は難しいことではないですけどね、競技に勝つことが難しい。(笑)

■いろんな場所でレースに出場されてみて、好きなコースは?

小国と瀬女ですね。変化に富んでいる・・・左右に振られたりスキルを要するコース、八幡浜のコースもそうですよね。好きなコースですよ。

■八幡浜コースでのおススメな観戦、応援ポイントはどこ?

難しい質問ですね。今回は競技者としての視点でしかコースを見ていませんからね・・・。スタート・ゴールのあるグランドを中心に、そこから少し歩いて周辺を回るのがいいんじゃないかと思います。どこがおもしろいかな?九十九折の「かぶとむしの森」を見下ろせる場所があったと思うんですよ、確か。そこだと上ってくる選手が何度も見られて、下りも若干見えたんじゃないかな。あのへんも結構おもしろいんじゃないかな。長くレースが見られるところが一番いいと思うんですよ。その点グランドだったら選手が何回も通るし、いいんじゃないかな。それとか、レースの前半は南コース、後半は北コースに移動するとかね。いいところを見ようと思うと歩いてもらうしかないですよね。(笑)

■どんな応援がうれしいですか?

「がんばれ」って言ってくれるのはうれしいんですけど、他の言葉での応援、例えば「うわ、早っ!」って言われると「おれ、早いんや!」(笑)って思えてくる。なんていうか、調子に乗れるんですよね。「さすが違うなー」って言われると「おお?そうか?」って。(笑)何気ない言葉がうれしかったり。レースで選手はみんな全力でがんばっているんですよね。(笑)自分にとってプラスになる情報を伝えてくれるのはありがたい「応援」ですよね。「後ろ、何秒」とか。いい加減な情報は困りますけど、的確な情報はうれしいですね。相手の状態を教えてくれたりとかもありがたいですね。「後ろ、苦しそうや」とかね。

■大会への意気込みを一言

自分の持っているものをすべて出すだけです。優勝目指すなんていうのは当たり前のことなんで。優勝できるかどうかっていうことは、やってみないとわからないことですから、ベストを尽くすだけです。それに結果はついてくると思います。やることはやってきたんで、自信はあります。